
| 仕事や遊びで帰宅時間がちょっと遅くなってしまったときなど、自宅に帰り着くまでは十分に注意したいものです。物騒な世の中になった最近では、田舎の暗い夜道だけでなく、住宅街でも襲われる事件が多発しています。女性の場合、金品を強奪される上に、身体へのいたずら目的もあるから特に怖いといわれてきました。ですが最近は、単純なうさ晴らしという動機から暴力を振るわれる中年サラリーマンの数も急増しているので、男女の区別なく注意が必要な時代になってきました。憎むべき相手はグループであることも多いのです。何者かに襲われたら、一人で抵抗しようとせずに、誰かに助けを求めるのが賢明です。このとき、知っておきたいのが、効果的な救助の求め方です。普通は「助けて〜!」とか「人殺し!」という文句が口をついて出てしまうものです。しかし、警察のデータによると、付近の住人はやっかいな事件に巻き込まれたくないという心理が働いて、外に飛び出してきてくれないケースが多いといいます。よくある夫婦げんかだと勘違いし、110番通報さえしなかった事件もじっさいにあります。さらに、刃物や銃弾が飛び交うこともある現代では、運が悪いと自分も巻き添えになり殺されてしまうという恐怖感からか、見て見ぬフリをする住人も増える傾向にあります。そこで、効果的なのは住人たちの注意を一気に向けさせる一言を叫ぶことです。それは、ずばり「火事だ〜!」です。可能ならば、付近の家の玄関のドアや窓を叩いて叫ぶと、ますます効果的になります。とっさの場合、このような機転を利かすことはむずかしいと思うかもしれません。しかし、備えあれば憂いなしです。心の片隅に、暴漢に襲われたら「火事だ〜!」と叫ぶことを覚えておきましょう。それが命拾いの一言になるかもしれないのですから。 |
| 最近、とくに急増している被害としてあげられるのがストーカー犯罪によるものです。知らない間に、自分の行動を尾行され、日常生活を監視されていきます。ストーカー行為が暴走した場合、殺人事件にまで発展してしまうので、「薄気味悪い」ではすまされない問題です。問題は誰が自分をストーキングしているのか、皆目見当がつかないことがある場合です。すでに別れた夫婦や恋人が、ストーカーに変身してしまう例が多いものの、「道で見かけて素敵だと思ったから」「出入り先の会社で見そめて・・・」など、本人のあずかり知らないところで、ストーカーと遭遇していることだって少なくないかもしれません。一度ストーカーに目を付けられたら、まとわりつこうとする魔の手から完璧に逃れるのは非常に困難です。ですが、ただ手をこまねいていては、相手はどんどん図に乗ってきます。できるだけ、被害に遭わないように工夫する努力も必要になっているといえるでしょう。ストーカーがターゲットを尾行する目的には段階があります。まずは、狙いをつけた相手の住居を突き止め、そこから氏名、年齢、電話番号など、ターゲットのプライベートな情報をつぎつぎと蓄積していきます。つぎの段階は、蓄積した情報をもとに、狙った相手の行動に干渉し、プレッシャーをかけて愉悦にひたることです。となると、対応策として講じたいのは、相手に自分の住まいを知られないことです。一般的に、彼らが狙うのは通勤・通学の時間帯です。学校や会社が終わるのを待ち受け、電車に乗って帰宅する姿を、ひたすら背後から尾行するのです。この尾行をまくためには、通勤・通学の際は、駅までは自転車を利用するようにすることです。自転車の後を、ある程度の距離を保ちながら尾行するのは意外とむずかしい技術が要求されるからです。これで尾行される確率はグンと低くなります。 |
| 日常生活のなかの何気ない習慣として、収集所に出しているゴミの袋。ところが、世の中にはストーカー的なゴミ漁りを趣味にする人が存在します。彼らにとって、目を付けたお気に入りの人物が出すゴミ袋は、情報収集や楽しみのための格好の材料となってしまいます。たとえば、ダイレクトメール、ガスや電気などの公共料金の請求書、クレジットカードの伝票などを無造作にゴミに出していた場合、住所や電話番号、銀行の取引口座など、生活の様子までを把握する貴重な個人情報を提供してしまうおそれがあります。かなりマニアックな変態ともなると、コンビニのレシートさえ、生活の詳細を探る情報源としておおいに喜ぶというから気持ち悪いものです。手紙やノート類なども情報源として活用されやすいうえ日記をゴミ袋に捨ててしまう人もいて、これなどは心の中までを探る手がかりを与えてしまったようなものです。ストーカーなどは、こうした情報を元に脅迫することもあります。さらに、使い捨ての下着類や生理用品などは、マニアにとってはお宝になってしまいます。また、使用済みのコンドームや丸められたティッシュ類は、性的な妄想を膨らませるための道具としてつかわれることもあります。想像するだけでも気持ち悪いですが、これがストーカーを刺激して、直接的な行動に走らせないとも限りません。たかがゴミ袋と無頓着にならず、注意深く処理することが大切です。そのためには、まずゴミ出しの時間帯に注意しましょう。できるだけ、収集の時間に近いタイミングに出すようにして、変態が手を出す余地を与えないことです。また、情報源となりやすい請求書の類などは、内容がわからないように破ったり、マジックで塗りつぶすなどしてから捨てるようにしましょう。家庭用のシュレッダーで処理するのもいいでしょう。下着類なども、原形をとどめないようにして捨ててください。このとき、注意したいのは洗濯をしてから捨てることです。近所の人々と気軽に情報交換できるような関係を築いておくのも賢い対策です。そして、変だと感じたときは相談し、一丸となって顔の見えない変態を明らかにしましょう。なかでも主婦層の探偵能力は想像以上で、おおいに力になってくれるはずです。 |
| 寝不足のままで長距離運転をしていると、どうしても眠気に襲われてしまう時間帯があるものです。慎重なドライバーの中には、仮眠をとれば安心だと思っている人も多いでしょう。ところが、ある研究結果によると、追突事故を起こした人の約8割が、仮眠をとった後の30分以内に事故を起こしていたというのです。この数字は、仮眠後の運転が死を呼ぶケースが多いことを示唆しています。どうやら「一度、睡眠をとったからもう大丈夫」という過信が、居眠り運転を誘発しているようです。睡眠生理学の研究によると、仮眠をとったとしても、脳のリズムの関係で30〜60分周期でふたたび眠気が襲ってきてしまうといいます。 |
| ちょっと一息 その14 仮眠後に運転するときの落とし穴・・・ |
| 眠くならないように強く意識しても、事故は防げません。目を開けたまま眠っている状況が生まれ、意識をコントロールすることはできないという分析があります。目を開けたままの居眠り運転で死の危険を回避するためには、けっして油断しないことです。ふたたび眠くなったら、躊躇なく仮眠をとりましょう。仮眠は2〜3分でも効果が十分に上がります。たった数分だけ時間をつかえば、悲惨な事故を避けることができるのです。仮眠後、すぐに運転を再開しないように心がけるのも良い方法です。いったん、運転席から外に出て、軽く体操をしたり散歩をしたりするとスッキリとした気分になります。シートに座ったままの中途半端な休息では、自分が想像している以上に目は覚めていないのです。 |