続・豆知識
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火災編

寝床で火災に気がついた!・・・。
 ぐっすりと眠っている夜中に、自宅で火災が発生したとしたら、迅速に行動を開始することが大切になります。寝タバコが原因なのか、それとも放火かなどと、火災の原因を考えている間にも、火の手は広がっていってしまいます。瞬時に判断すべきなのは、消せる火災かどうかということです。消火できると判断したら、火の粉が上がっている場所に、布団や毛布をかぶせて、火の勢いを止めていきます。このとき忘れないようにしたいのが、行動しながら「火事だ〜」と大声で叫ぶことです。大切なのは、一刻も早い鎮火なので、自分一人で処理しようとせず、周囲の人の応援を仰ぐことで、被害を最小限に食い止めることが出来ると思います。もしも、火の勢いが強いと感じたら、家の消火をあきらめて逃げ出すことを最優先に考えましょう。素人判断で「自分で消火できる」と安易に判断しがちですが、多くの場合はプロである消防士の手が必要なケースがほとんどでしょう。とにかく、家が火事になったと知ったら、自分や家族の身の安全を確保することです。それには、外に逃げ出すのが一番ということを覚えておきたいものです。そのさいは、濡らした布やタオルで鼻と口を覆い、姿勢を低くして逃げるのが基本となります。手近なところに帽子があったら、髪の毛が焼けないようにかぶるのも一つの方法です。鼻や口を覆うのは、充満した煙を吸い込まないようにするためです。壁際の床から30センチ四方の空間が煙が少ない場所となるため、避難するルートとして採用するとなおいいでしょう。自宅が火災に巻き込まれたら、冷静にしていろというほうが無理なことかもしれませんが、一度外にでたら、戻らないように肝に銘じるのも忘れてはいけません。というのは、人はしばしば、自分の身の安全を確保すると、次には家に残してきた財産類、預金通帳や位牌などが惜しく思えてくるものです。再び家の中にもどっていき、その結果焼死してしまったという例は意外なほど多いのです。命あっての物種です。 



衣服に火が燃え移った!・・・。
 火災に巻き込まれると、飛び交う火の粉が衣服に引火して燃え上がることがあります。パニック状態で、慌てて逃げ回っていると、ますます炎の勢いを強くしてしまうので、落ち着いた対処が必要となります。そばに水があれば、それをかぶるのがいいでしょう。水がない場合は、手近の毛布などで体をグルグル巻きにすると、案外簡単に火は消えます。毛布もないときは、床に転がってみたり、体をこすりつけるようにすると、これもまた火は以外に早く消えてくれるものです。火事には滅多に巻き込まれないからと高をくくっていてはいけません。お湯を沸かそうとしたり、料理をしている最中に、ガスコンロの火が衣服に引火したりするケースは珍しいことではないからです。そのほか、ストーブなどの暖房器具のそばにいて、たき火をしていてなど、衣服に引火するのは、けっしてまれな現象ではありません。わずかな火が、衣服の繊維を伝って肩のあたりまで走る現象を表面フラッシュと呼びます。そんなときは慌てずに、ろうそくの火を吹き消すように息を吹きかけたり、手やタオルで拭えば生地本体が燃えだす前に消すことが出来ます。ところが、表面フラッシュに驚くあまり、手にしていたやかんや鍋をひっくり返し、やけどを負ってしまうなどの二次被害も頻繁に起こっています。未然に防ぐ方法として、衣服の素材に注意することがあげられます。綿、レーヨン、キュプラなどは燃えやすい繊維として、火を使う際は出来るだけ避けましょう。また、衣服は出来るだけ体にフィットしたデザインのものを選ぶのが好ましいです。最近、若者の間では、ダブダブのファッションが流行したりしましたが、これなどは火の粉をかぶりやすいファッションだといえます。 



天ぷら油に火がついた!・・・。
 揚げ物が好きな人にとって、油が燃え上がって起こる天ぷら油火災は他人事ではないでしょう。火のそばを離れないようにしていても、ふとした拍子に火が入ることもあります。しかも、一気に炎が立ち上がるので、対処法を知っておかないと、財産も生命も奪われかねません。もっとも確実で安全な消火法は、やはり消火器を使うことです。とっさのときにつかえるように手近な場所に確保しておきたいものです。もしも消火器がない場合は、マヨネーズを使う方法もあります。あのチューブの容器ごと鍋の中に入れるのです。こうすると油の温度が下がるうえ、容器が溶けて主成分の卵のタンパク質が油の表面を覆うので、酸素が遮断されるといわれています。ただし、この方法は万能ではありません。油の量が少ない場合に限り、未開封のものを容器ごと使うこと、油には静かに入れて、はねないように注意することが必要です。油の量が多かったり、容器を投げ込んだりすると、やけどを負う危険性が高く、完全に消火できないおそれがあります。また、水は勿論、野菜を入れたり、ふたをするのは危険です。水をかけると爆発して取り返しのつかない事態になりますし、野菜やふたも同じ事で、やけどを負ってしまうだけです。予防のためには、火から目を離さないのが原則です。電話やチャイムが鳴ったときは、必ず火を止めてから応対しましょう。そのまま熱し続けると、油自体が燃え上がってしまうからです。 



緊急電話を正しくかける・・・。
 犯罪による被害をこうむったり、火災などの災害に遭遇したら、緊急電話をかけて一刻も早い応援を要請するのが基本中の基本となります。ところが、110番や119番をダイヤルするところまでは反射的に行動するものの、人はパニックに陥ってしまうと、えてして応対にでた職員に要領を得ない言葉を発してしまうものです。これでは同じ119番にダイヤルしても、火事による消防車の手配を要請されているのか、重病人を搬送する救急車の手配を要請されたのか、電話にでた人はわかりません。落ち着いて、必要な用件を正確に伝えることを心がけたい。どこで、誰が、どうなっているのかを整理し、明確に伝えるようにするといいでしょう。なかでも、混乱しがちなのが場所についての伝達です。東京都の例でいうと、都内二十三区の場合は大手町の、二十三区以外からは立川の緊急指令センターにつながります。ところが、近くの消防署や警察に110番や119番通報していると錯覚し、「○○商店の横の一軒家で火事です」などといってしまう例が後を絶ちません。正確に○○市○○町○○丁目○○番地○○号というように、きちんと住所を伝えたいものです。自宅が火事になると、動揺のあまり頭の中が真っ白になり、住所を尋ねられても答えられなくなってしまう人が少なくないといいます。そんな事態に備えて、電話機か、その近くに、住所を書いた札を貼っておくとよい。一刻を争う緊急電話なので、無用の混乱を避けるように手配したいものです。 



暑い夏、昼は30℃をらくに超えて、日が落ちても25℃を超える熱帯夜が続くとだんだんと食欲がなくなってきます。そこでビールやジュースを飲むことになりますが、これでますます食欲が減退してしまいます。こんなとき、昔からウナギを食べるといいとよく言われますが、本当は胃腸にはちょっとキツイのです。食欲が本当にないときは、ウナギの脂をなかなか消化できないからです。それよりも、食欲がなかったら、おかゆやそば、冷や麦などを食べる方がいいようです。
ちょっと一息 その4   夏になると、食欲がガタンと落ちる
これらの食べ物の主成分は、糖質です。糖質を補給して、これをエネルギーに変えることで、少しずつ食欲が湧いてくるのです。それなら甘いジュースでもビールでもいいではないかと思われるかもしれませんが、ジュースではよけいにのどが渇くし、血糖値を上げることにもなります。ビールの場合、ご飯代わりにしていると、他の栄養がとれなくなります。夏の冷や麦やそばは、昔ながらの知恵なのです。


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